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Classification(クラス分け)

 ウィルチェアーラグビーの選手には障害の程度によりそれぞれの持ち点が付けられます。障害の重い方0.5点~軽い方3.5点まで0.5点刻みの7段階に分けられます。1チーム4人の持ち点の合計が8点以下で構成されなければなりません。
 クラスフィケーションは、筋力テスト、体幹機能テスト、動作の機能テストを実施し、決定されます。

各点数の目安

上 肢

0.5点
上腕三頭筋の筋力は0~1、上腕二頭筋は0~5。弱化した肩甲帯・大胸筋(鎖骨部・胸骨部)および広背筋。
車椅子プッシュ時に頭を上下に揺らしながら前屈みになる。ストップ、スタート、ターン時に前腕を使用する。
1.0点
上腕二頭筋、大胸筋鎖骨部の筋力は5、大胸筋胸骨部は2~3。長く車輪に手をつき三頭筋でのプッシュが可能。どの方向にもストップ、スタート、ターンができる。前腕か拳でのキャッチと弱いチェストパスが出来る。
2.0点
肩甲帯筋群、上腕二頭筋の筋力は5。上腕三頭筋、手関節背屈、掌屈は4~5。手指の筋力は0~2。手関節の屈曲によりボールをハンドリムで取る。効果的なチェストパスが出来る。
3.0点
肩甲帯筋群、上腕二頭筋、三頭筋、手関節掌屈、背屈は5。手指の機能的な動き(筋力3~5)。片手で車椅子を押さえて遠くに手を伸ばしたときの安定性。片手でどの位置でもドリブルが出来る。ボールさばきの際の機能的な手指の屈曲・伸展ががある。

体 幹
  0点・・・体幹の機能なし。
0.5点・・・プッシュ時、ピックアップ時に前傾を保つ。腕を使わず坐位姿勢をとる。車椅子の前でドリブルをする。
1.0点・・・パス、ディフェンス動作の際の前方への屈曲のローテーション。腰で車椅子を操作出来る。

上記の上肢の点数に、体幹の点数をプラスすることにより選手の持ち点が決まります。

※これはあくまでも目安です。
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