- 2010-01-01
- ウィルチェアーラグビーについて
- 競技時間
1ピリオドが8分間で4ピリオド行われます。第1ピリオドと第3ピリオド終了後には2分間のインターバルが、第2ピリオド終了後には5分間のインターバルがおかれます。延長の場合、延長ピリオドは3分間ごとに区切られ、ピリオドの全てに2分間のインターバルがおかれます。 - ゴール(得点)
ボール保持者が乗っている車いすの前後輪4輪のうち2輪が、相手側のゴールライン(2つのゴールポスト間の8mのライン)上に達するか通過している状態で得点となります。 - タイムアウト
各チーム(チームがライブ状態にあるボールを所有している時)は、バイオレーションやファウルを避ける目的や、ゴールのための手段として、1試合に4回まで、30秒間のタイムアウトを取ることができます。また、コーチは、デッド・ボールの時に1試合に2回まで、1分間のベンチ・タイムアウトを取ることができます。 - ドリブル
ボール保持者は、何回ハンドリムを押しても(車いすを漕いでも)構いませんが、10秒以内に1回はドリブルするか、パスを行わなければいけません。違反の場合は、10(テン)セカンド・スローイン・バイオレーションとなり、相手チームにボールの所有権が渡ります。 - スローイン
ゴールやバイオレーションまたはファウルの後に試合を再開する時や、第2、第3、第4ピリオドの開始時に行います。スローインする場合、レフリーの正当な接触の開始を示すホイッスルの後に、ボールが10秒以内にオフェンスかディフェンスに触れなければなりません。違反の場合は、スローイン・バイオレーションとなり、相手チームにボールの所有権が渡ります。 - 12(トゥエルブ)セコンド・バイオレーション
バックコートでボールを入手したオフェンス(攻撃するチーム)は、12秒以内にフロントコート(相手側コート)にボールを持ち込まなければならなりません。違反した場合は、相手チームにボールの所有権が渡ります。 - 40(フォーティー)セコンド・バイオレーション
ボールを所有するオフェンスは、40秒以内にスコア(ゴール)しなければならなりません。スコアできなかった場合は、相手チームにボールの所有権が渡ります。 - バックコート・バイオレーション
フロントコートでボールを所有している選手は、ボールを持っている間にバックコートに戻ったり、バックコートにいる味方選手にパスをしてはいけません。違反した場合は、相手チームにボールの所有権が渡ります。 - ヘルドボール
両チームの選手がボールを奪いあっている時、両チームの選手の間や車いすの間にボールが留まった時、ボールが車いすの下に挟まった時、あるいは、両チームの選手が同時にボールをコート外に出したと判断された時等はヘルドボールとなり、サイドラインの指示された場所から、両者がスローインする権利を交互に得ます。 - 10(テン)セカンド・イン・ザ・キー・バイオレーション
オフェンスは、10秒までエリア内に入っていることができます。10秒を越えた場合は、相手チームにボールの所有権が渡ります。 - 4(フォー)イン・ザ・キー・ファウル
ディフェンスの場合、キーエリア内に同時に入れる人数は3人以下です。4人目がキーエリアに入った場合は、その選手にペナルティーが科せられます。 - スピニング・ファウル
車いすによるタックル(相手の車いすに自分の車いすを衝突させて妨害すること)がルールで認められていますが、後輪車軸より後方へのタックルにより、相手の車いすを回転させてバランスを失わせたり、転倒させるような場合は、スピニングのファウルになります。オフェンスのファウルは、相手チームにボールの所有権が渡り、ディフェンスのファウルは、その選手にペナルティーが科せられます。 - イリガル・ユーズ・オブ・ザ・ハンズ・ファウル & ホールディング・ファウル
手や腕が相手選手(所有するボールを除く)に触れると、違法に手を使用したことになりイリガル・ユーズ・オブ・ザ・ハンズ・ファウルになります。また、手等により相手選手の身体や車いすを押さえるとホールディング・ファウルになります。どちらも、オフェンスのファウルは、相手チームにボールの所有権が渡り、ディフェンスのファウルは、その選手にペナルティーが科せられます。
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